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社長の共感は社長しか出来ない。

 

シンガポールでは知り合いの社長さんと毎日ジムに行くのですが、そのときに話していて思ったことがこれでした。

そしてこれは、僕がこの4年間、ベンチャー企業の役員として社長を支える立場で活動してきてもしみじみと感じることでもあります。

 

言ってしまえば僕はこのグループ会社が社会人として働く初の会社であり、人生においては今関わっている社長とは友達でもあり、戦友でもあり、上司部下の関係でもあり、側近として働いてきました。

ある意味で一番距離が近い存在だからこそ、感じるんですよね。

「本当に社長は孤独なんだな」と。

本日は、そんな「孤独の社長をどう支えていくのか??」と言うお話。

社長というのはやっぱり違う存在である。

 

どれほど考えて会社のために尽して動いていても

どれほど社員のタメを思って発言していても、

 

すべての発言が自分のためだったんじゃないか?と思われる。

自分の利益しか見ていないんじゃないか?と勘ぐられる。

 

利益を出すことが会社が潤いそしてその還元を心から社員にしたいと思っているけども現状維持を望む社員からはお金の亡者とも思われる。

距離が遠い人からは自分のことしか考えていないのではないか??と思われる。

 

その孤独を心から理解しようと思ったら同じ経験を積むしかありません。つまりは社長になるしかない。

 

確かに幹部となり、人を引っ張る立場になったときには、きっと苦労が分かる部分はあるかもしれない。

しかし、本当の意味でトップに立つためには独立をするしかないわけで

その会社のコミュニティ内のみでしか行きていない場合、社長の孤独、トップの重圧を感じることは「部分的」にしか出来ません。

 

確かに幹部というのは社長に近い立場ではあるのですが、社長の感じる責任、思い、重圧というのは別次元、文字通り、世界が違う孤独をきっと味わっているはずです。

 

で、今回は冒頭でも書いてあるとおりで「社長は孤独なんだよ!」ということを伝えたい記事ではなくて(むしろそういう記事は僕よりも社長が書いたほうが伝わる部分があると思う)

「社長は孤独なのはある意味では、事実上仕方ない。じゃあ社長を側にいる人がどう支えるべきなのか?」を考えましょうという記事です。

 

で、僕が一応今のところ出している結論としては

役員は社長の孤独を共感することは出来ない。

ただ、社長の孤独の理解者になることは出来る。

 

ということです。(別に役員じゃなくても出来ることではありますけども)

ただでさえ、ベンチャー企業の社長というのはいろんなことを考えるし、成長をしていて、カリスマ性がある人ほどその身に多くの期待を背負います。

カリスマ性がある、トップに立つっていうのは「目立つ」っていうこと。

「目立つ」っていうのは人の目の注目を一手に引き受けることです。

期待も、不安も、責任も、全部。

 

そういったプレッシャーがどれほどのものか、計り知ることは出来ません。

しかし、そういった自分が感じたことのないプレッシャーを感じていることを理解し、実感するだけでも「そのトップを支えるために何が出来るのか??」という自分自身の行動を振り返るきっかけにはなるはずです。

全ては自発性が一番大切ですし、何よりも大切なことというか「幹部、役員が徹底していくことが大切な姿勢」というのもありまして、それは

トップと決めた人を徹底的に立てること。です。

 

例え何があろうと、人前ではトップを立てることを忘れてはいけません。

例え不満を持とうと、それは一対一では話していいと思いますが

誰か別の人の前でトップを貶めることを話してはいけません。

 

ふとした時に忘れてしまうことではあるんですけどね、しかし、社長以外の人間がその姿勢を持つことは、「組織経営においての絶対的な原理原則」とくらい言っていいくらい大切なことだと、ボク個人は考えています。

 

最初は形でも構いません。むしろ形を取ろうとしたらそのトップの尊敬できる部分を探すでしょう。

人はそこまで嘘つきにはなれないはず、だからその姿勢を貫くためにもトップの良いところを全力で探しますし、「社長・トップを立てると言う姿勢」は実際に心からその気持を覚え、出来ることが理想です。

尊敬をしていなければ、取り繕ったTアップはどこかしらでボロが出ますし、意外とそのボロは多くの人が見ています。

 

で、そんなトップの孤独感を理解する、凄さを理解するのに一番手っ取り早い方法がありまして、それは

社長・トップの人と一緒に過ごす時間を圧倒的に増やす。

これです。

トップ、社長がどれほどのプレッシャーと、どういった不安と、どういった感情を持って日々生きているのか?

話し合いをするというのも重要ですが、正直な所、それだけでは不十分になってしまう可能性があります。

 

そうすると一番感情がわかるのは、単純に一緒に過ごす時間を増やすことです。

一緒の仕事場で仕事するのもそうだし、飯にいくこともそうですし、飲みに行くことも、遊びに行ってもいいと思います。

 

僕自身、今年の1月に久しく、シンガポールで10日間ほど

一緒に同じ家兼オフィスに住んで長い時間を過ごしましたが、やはり、それだけの時間を一緒に過ごすと見えるものというのが多々ありました。

何気ない会話や、ふとした時にぼーっと話す言葉で、「あぁ、普段こんなことを思っているんだな」っていうのを「実感すること」は僕にとって非常に大きな経験でした。

それこそ、会社設立時や事業が始まったばかりの最初のうちは、距離感も近く、過ごす時間も多いし、仕事もあるだろうから話すこともある程度多いのかもしれません。

 

しかし、時が経ち、組織が大きくなってくると、幹部といえども多少の距離感が出来てくるのが自然の理。

そういった時にコミュニケーションの不足や、トップが何を考えているかわからない現象が起きるのです。

 

僕としては、ある程度大きくなったの会社ならば、幹部と社長が一週間くらい同じ時間を過ごすのは非常に良いことだなーと思います。

 

そういった経験を積むと、あ、やっぱりこの人は人間なんだな。と

気持ちをリンクさせることが出来ますので。

 

何にしても、どこまで言ってもある種の孤独がつきまとうのが社長ですから、それを支えて、更に大きく、固く、楽しい会社を作れるように幹部としては動きたいものですよね。

そういう幹部がいることで、社長もより優しくなれるのではないかな??と思います。

ある意味では、良い社長になってもらうのかも、悪い社長になってもらうのかも、幹部次第ということですよね。

 

PS,インサイダーギルドにも社長さんが数名いらっしゃるみたいですので、こういうことで悩んでいる!的なことを、事例としていただけると幸いです^^

 

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